
こんにちは!東新宿にあるプライベートサロンencaのノダヒデキです。
先日お客様から「ヘアオイルをつけてアイロンをすると髪が痛むの?」という質問をされたんですね。
ヘアオイルとアイロンを併用されている方も多いと思いますし、SNSでもたまにそういう感じの投稿見かけるので今回は【ヘアオイルとアイロンの関係】について詳しく解説したいと思います。
こんな疑問はありませんか?
- ヘアオイルをつけた状態でアイロンを使っても大丈夫?
- どんなヘアオイルを選べばいいの?
- アイロンを使う前と後、どちらでオイルをつけるべき?
今や洗い流さないトリートメントの代表ともいえるヘアオイルですが、たくさん種類があるのでよく分からずなんとなくで使ってる方も多いと思いますのでぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。
それではいってみましょー!
1. ヘアオイルとアイロンの組み合わせは本当に髪を傷めるのか?
まず結論から言いますと、使用するオイルの種類や量によって大きく異なります。
「ヘアオイルをつけてアイロンをすると髪が傷む」と言われる理由として、「揚げ物のように高温の油の中に髪を入れてる状態」と同じように考えているのかもしれません。
この考え方は間違ってはいないのですが、必ずそうとも言い切れないんですね。
適切なオイルを適量使用すれば、むしろ熱から髪を保護する効果も期待できます。
2. ヘアオイルの種類と特徴を徹底解説
ヘアオイルは大きく分けて2種類あります
不乾性オイル
- 主な成分: 植物油や鉱物油
- 特徴: 揮発せず髪に残る、水分を含みやすい
- メリット: しっとり感、ツヤ感が出る
- デメリット: アイロン使用時に蓄熱しやすく、髪が傷みやすい傾向に



代表的なものだと椿油、アルガンオイル、ミネラルオイルなどが有名ですよね。
揮発性シリコーンオイル
- 主な成分: シリコーン
- 特徴: 熱で揮発して髪に残らない
- メリット: 熱によるダメージを軽減、サラサラ感を出せる
- デメリット: ツヤ感や保湿効果は比較的弱い
それぞれのオイルには特性があるため、用途に合わせて使い分けることが重要です。



シリコンといっても2万種類以上あるんですよ!ちなみにヘアオイルに使われているのはシクロペンタシロキサンっていうものが多いです。
3. 美容師おすすめ!オイルの正しい使い分け方法
では次に効果的な使い分け方を解説していきますね
アイロン前(ドライ前)
- おすすめ: シリコーン系オイル
- 理由: 熱で揮発するため蓄熱しにくく、熱から髪を保護
アイロン後(スタイリング時)
- おすすめ: 植物油・鉱物油系オイル
- 理由: 艶感やまとまり感をキープできる
ちなみに当店で使用しているローブオイルはシリコーンがメインで植物油も入っているハイブリッドオイルです。それぞれの特徴を活かして素早く乾かしつつ、熱を利用して髪に必要な保湿成分を定着させるように設計されています。
簡単に言うと早く乾いてしっとりサラサラになる優れものです!



ローブオイルについて詳しく解説した記事も良かったら読んでみてくださいね。


4. アイロン使用時の注意点
オイル選びだけでなく、アイロン自体の使い方も重要なのでポイント解説!
- 適切な温度設定: 髪質やダメージに合わせて140〜180℃に調整
- アイロンの質: セラミックやチタンコーティングされた高品質なものを選ぶ
- 引っ張らない: ゆっくり滑らせるようにするとツヤ感も◎
- 熱保護スプレー: オイルと併用することでさらに保護効果アップ
5. まとめ:ヘアオイルとアイロンの正しい組み合わせ方
いかがでしたでしょうか?今回はヘアオイルとアイロンの関係について解説いたしました。
ポイント整理
- 適切なオイルを選ぶことで髪へのダメージを最小限に
- アイロン前はシリコーン系、アイロン後は植物油系を使い分ける
- ハイブリッドタイプのオイルは便利で効果的
- アイロン自体の品質や使い方も重要
一応念のためですが、そもそものアイロンの温度が高すぎたり、金属のプレートで(安価の物に多い)髪が引っかかりやすい物だと、どんなオイルを使っても傷みますので、オイルはサブ的な原因と思った方がいいかもですね。
ぜひ正しいヘアオイル選びとアイロン使用で、美しい髪を保ちながらスタイリングを楽しんでください!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました!
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