こんにちは!東新宿にある完全マンツーマン、プライベートヘアサロンencaのノダヒデキです。
さて今回はストレートアイロンやコテをよく使う方必見のアイテムを紹介したいと思います。
その名も『OI(オイ) クリーム』
これは簡単に説明するとインバスにもアウトバスにも使えて、しかも230℃まで耐えられる高い耐熱性を持ったトリートメントクリームです。
『熱によるダメージから髪を守る』という謳い文句のヘアオイルなどがありますが、実はオイルである以上熱の伝導率は高く『熱を利用してのケア』はできても『熱によるダメージを防ぐ』ことは出来ないんですね。
なので熱のダメージを防ぐのであれば、オイルではなくミストやクリームタイプの揮発しないシリコーンが配合されている物がオススメです。
ちなみにミストだとencaでも扱っている『アルファミスト』がありますね。
これはアウトバス専用のトリートメントミストで乾かす前につけて乾かすとめっちゃサラサラになります。
アルファミストも熱から保護してくれる成分が入っているのでじゃあこれで良くない?って思うところなのですが、OIクリームの良いところが、ドライし終わった後にパサつきが気になる部分に少量薄くつける(追いクリーム)してからアイロンするとパサつかずツヤツヤにまとまるんです。
しかもアイロンの高熱からも保護してくれるっていうんだから最高ですよね!
耐熱実験をしてみよう!
でもホントに230℃なんて耐えられるの?って思った方のために実験してみました。
ただencaにあるアイロンがマックス180℃しか出ないのでご了承くださいませ。。(180℃以上で普段アイロンしてる方はあまりいないと思いますが、、)
では始めていきましょう!
最初に感熱紙にOIクリームを塗ってみます
180℃のアイロンで3回スルー
OIクリーム塗ったところ以外は熱に反応して黒くなってますね!
一応ダメおしで10秒くらい当ててみましたが変わらなかったです。すごいですね!
そもそも髪に高温の熱ってどんな影響があるの?
ではここで髪の毛と熱の関係について解説したいと思いますね。
熱は乾かすのを助けたり、髪を柔らかくして整えやすくする効果があります。
ストレートアイロンで癖を伸ばすのもこの原理を使ってるわけです。
ただうまく利用しないと髪が痛む原因にもなります。
髪の毛はタンパク質でできている
タンパク質でできている髪が高温にさらされるとタンパク変性と言って髪が弱くなりパサつきや枝毛、切れ毛などになりやすくなります。
同じタンパク質である卵を焼くとこを想像してもらえると分かりやすいのですが、フライパンで焼いてくと硬くなっていきますよね?
髪の毛も一緒で乾いた髪の場合、160℃以上の加温の繰り返しで弾力が低下していきます。
高温の状態でこする、引っ張るとキューティクルが脱落
アイロンで高温に加熱して柔らかくなっている状態で強く挟んでアイロン面とこすれるとキューティクルが剥がれることがあります。
また、強く挟んで引っ張りすぎると、伸びきって戻らなかったりうねりが発生することも。
アイロンのしすぎで髪がまとまりにくくなってくるのはこういうのが原因かもしれません。。
傷みを抑えるアイロンの温度は?
アイロンは100~200℃以上の温度設定のものが多いのですが、傷みを抑えるには160℃以下に設定して、強く挟んでこすったり引っ張ったりせず、薄めの毛束で短時間で伸ばすようにしましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか?
この熱によるタンパク変性っていうのは不可逆性と言って一度変性してしまうと元には戻りません。
焼いた目玉焼きが生卵に戻らないのと一緒ですね。
なのでアイロンやコテを使う方はぜひ『OIクリーム』使ってみて下さい。
アルファミストでも良いですよ!サラサラが好きな方はアルファミストでしっとりまとまり感が好きな方はOIクリームがオススメです!
ちなみに『OIクリーム』は120ml入りで¥4000です。
試してみたい方はサンプルもありますのでお気軽にお声がけくださいませ!
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました^^
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