【水素トリートメントは本当に効果あるの?】美容師が科学的に検証してみた

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ノダヒデキ

こんにちは!東新宿にあるプライベート美容室encaのノダヒデキです。

最近お客様から「水素トリートメントって良いの?」っていうご相談をよくいただきます。

水素トリートメントといえば5~6年前に流行って(ミネコラが有名かな?)最近だとウルトワトリートメントが人気ですね。

あいにく僕は使ったことが無かったので今回色々と調べてみました。

SNSを見てみると
「手触りが良くなった」「ツヤが出た」という意見がある一方
「効果がよくわからなかった。」「本当に髪は良くなっているの?」
みたいな声もちらほら見受けられました。

ということで今回は
水素トリートメントは本当に効果があるの?
という疑問について
美容師としての現場感覚だけでなく、
毛髪科学の視点も合わせて解説していきます。

流行っているから良い、
高いから効く、
という話ではなく、

「今の髪にとって、本当に必要なケアは何か?」

を考えるための記事です。ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。

目次

水素トリートメントとは?よくある説明

水素トリートメントって言ってもドラッグストアで売ってるものから美容室で行うシステムトリートメント(ミネコラとかウルトワなど)までたくさんあるのですが、よく見かける説明としてはこんな表現が多いですね。

  • 髪内部に高濃度水素を浸透させることで活性酸素を除去し、ダメージを防ぐ
  • 活性酸素を無害な水に変え、髪の酸化・老化を予防。
  • 内部から潤いを補給し、パサつきやうねりを改善。
  • ツヤ・ハリ・コシが向上し、まとまりやすいサラサラ髪に。

めちゃくちゃ良さそうですよね。

ただ、ここでひとつ疑問が湧きました。

そもそも水素は髪に浸透するの?

水素(H₂)は、自然界で最も小さい分子です。
そう聞くと「めちゃくちゃ浸透しやすそう!」って思いますよね?
ところが毛髪においてはこの小ささが逆に問題になります。

髪の内部に一瞬入り込む可能性はあっても、内部にとどまり、働き続けることができない(水素は拡散性がとっても高いのです)

つまり、

「浸透=入って、留まって、作用する」

と定義するなら、
水素は髪に対して「浸透した」とは言えないんですよね。。

活性酸素を除去する、は本当?

これも水素トリートメントではよく聞くものなんですけど
「水素がヒドロキシラジカル(活性酸素の一種)と反応して水になる」
という説明がされます。

ノダヒデキ

ちなみに活性酸素(髪の場合)を一言でいうと、カラーや紫外線などによって髪の中に生まれる「髪を少しずつ老けさせる原因」みたいなものです

この反応自体は、**生体内(細胞レベル)**では研究例があるのは事実です。
ただし毛髪の場合は、髪の内部で

  • 十分な水素濃度を保ち
  • 十分な時間その状態を維持し
  • 狙った場所で安定して反応させる

といった条件を、サロン施術として再現するのは難しいんですよね。

それでも手触りが良くなるけど?

じゃあ水素トリートメントした人が
手触りやまとまり感が良くなったー!って言ってるのはなぜでしょう?
それは水素そのものの効果ではないんですね

多くの場合、

  • pHコントロールによるキューティクルの引き締め
  • 他の補修成分との相乗効果
  • シリコーンやポリマーによる被膜

といった、
トリートメント全体の設計による質感改善がほとんどなんです。

簡単にいうと髪の状態を一度リセットして、表面を整え、触ったときにキレイに感じる状態をつくっている、というイメージです。


なので「水素トリートメント」という名前が示す主役は、水素ではない
ケースがほとんどなんですね。

水素トリートメントは意味ないの?

じゃあ水素トリートメントは意味ないのか?と言われるとそれも違うかなと思います。

シャンプーとかでもこの成分使ってるからいいシャンプーだ!この洗浄成分入ってるからダメなシャンプーだ!とかよく見ますけど全然そんなことはなくて。

大事なのは成分のバランスと自分に合ってるか?なんですよね。

料理でもめちゃくちゃ美味しくなる調味料でも入れすぎると味おかしくなったりしません?

なので実際に使ってみたり、施術してもらって良い状態が続くなら

それが今のあなたの髪にとって必要なケアなんだと思います。

つまり、水素トリートメントが「効く・効かない」ではなく、
「今の髪に合っているかどうか」が一番大切なんですよね。

encaでは、
髪の履歴・ダメージ原因を確認したうえで、
その方に合ったケアをご提案しています。

「自分の髪には何が合うんだろう?」
と気になった方は、
カウンセリング時にお気軽にご相談くださいませ!

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