ピンクカラーにしたら1日で落ちた!原因と対策を解説します

ピンクカラーの人
ノダヒデキ

こんにちは!東新宿でプライベートサロンをしてるノダヒデキです。

けさ母親から「友達のお嬢さんが原宿のピンクに染めるのに特化した美容室でピンクに染めたら、1回洗って色が落ちたらしいんだけどそんな簡単に色落ちしてしまうの?」ってLINEがきたんですね。

金額も最初15000円だったのがブリーチ代やらロング料金やらで24000円になったらしく、それが1日で落ちたらショックですよね。。

今回のケースに関してはやり直してもらった方がいいよと言ったんですけど、カラーってなんで落ちるのでしょうか?今回はカラーの落ちる原因と対策を解説していきたいと思いますね。(特にブリーチしてる髪)

目次

カラーの種類は大きく分けて2種類

カラーには染まりかたによって種類があって、ざっくり分けると

①髪の内側で染まるもの

②髪の外側に染まるもの

の2種類あります。

よく美容室でやってもらう普通のカラーだったり白髪染め、市販のカラー剤で2種類の薬剤をまぜて使うタイプのものはだいたい髪の内側に染まるタイプのものです。

メリットは髪の中で染まるぶん色もちが良いことですね。

デメリットは髪の外側にあるキューティクルを開かせて中に入ってくために多少ダメージが出てしまうこと。

②の髪の外側で染まるものはマニキュアだったり、カラーバターやカラーシャンプーなどもこのタイプです。

メリットは髪の表面にくっつくだけなのでダメージがなく、鮮やかな色がでやすい。

デメリットは色おちが早いものが多いのと、元の髪色が明るくないと色が分かりづらいことですね。

冒頭に出てたお嬢さんは次の日シャンプーして拭いたらタオルがすごい色になってたらしいので、おそらく髪の表面に染まるタイプのものでカラーをしたか、両方が混合されたカラーをした可能性が高いですね。

カラーの色がすぐ落ちる原因

次にカラーが落ちる原因なのですが、先ほど説明したカラーの染まる位置が浅いことが原因による色落ちの他にも

・髪のダメージ具合によるもの

・お湯の温度

・アイロンやコテによるもの

がありますね。それぞれ説明していきます。

髪のダメージによる色落ち

髪がダメージしている状態っていうのは簡単にいうと、表面のキューティクルがはがれてきてる状態のことを言います。

カラーを繰り返してたり、ブリーチとかすると髪がパサパサしてきたりざらつきが出てきたりしますよね?これってキューティクルがはがれてきたせいで手触りが悪くなってきてるわけです。

髪の構造

そしてキューティクルが剥がれると髪のなかで染まってるカラー剤がシャンプーのたびに外に流れていってしまうんですね。なので傷んでいればいるほど色もちが悪いってことになるわけです。。。

お湯の温度による色落ち

これは特にブリーチをして色を入れてる場合なのですが、お湯の温度が高いほど髪のキューティクルが開き、中に入ってるカラーが外へ流れでてしまうんですね。

なので色をもたせたければできるだけ低めの温度(だいたい38度以下)で洗うのがオススメです。

ちなみにシャンプーの種類でも色落ちの差は出ますが、よくいうアミノ酸系のシャンプーだから良くて硫酸系のシャンプーだから悪いってわけではないのであしからず。

アイロンやコテによるもの

これは特に青系の染料が入ってるアッシュ系などのカラーに言えますが、高い温度でアイロンやコテをつかうと色が飛んでしまうんですね。

高熱で染料が分解されてしまうんですけど、ピンクなどの赤系は比較的大丈夫ですがピンクの中にも多少青の染料が入ってるので気をつけましょう。オススメの温度は140度以下ですね。

色持ちをよくする方法

じゃあ色持ちをよくするにはどうしたらいいの?ってことなのですが、傷んでる髪に対してカラーを持たせるっていうのはけっこう難しいんです。

アイロンの温度に気をつけたり、お湯の温度を低くしたとしても。なんせカバー役のキューティクルちゃんが少ないわけですからね。

なので僕的には2つおすすめの方法があります。

1、色落ちを考慮して濃いめに入れてもらう

2、カラーシャンプーを使う

です。まず色を濃いめに入れてもらうについてですが、カラーをしたての髪は薬剤の影響でとても不安定になり、ダメージしやすく、色も落ちやすい状態なんですね。(マニキュアやカラーバターなどの髪の表面に染まるものは別)

それが1週間くらいで安定することによって、色も定着して色落ちもおだやかになってくるわけなんです。

なのでこの染めて1週間くらいの急激な色落ちを考慮して濃いめに色を入れとくっていうのがけっこうオススメです。

色が落ちてく過程も楽しめますしね。

ただ、この濃いめっていうのがちょっと濃いくらいだとあまり意味ないので、うわーめっちゃ濃いじゃん、大丈夫かな?っていうくらい濃くしないとダメなので、人によっては難しいかもしれません。。

次のカラーシャンプーを使うに関しては、色もちをよくするっていうよりは色を補うっていう感じが正しいかなと思います。

これは文字通りシャンプーの中に染料が入っていて髪に色をつけてくれるものです。

ピンクシャンプーひとつとってもたくさん種類があって、コーラルっぽいピンクやビビッドなピンク、紫味のあるピンクからサーモンピンクまで様々なピンクシャンプーがあるので希望の色に合わせたカラーシャンプーを使いましょう。

担当の美容師さんに聞くかYouTubeにカラーシャンプーの比較動画などもたくさん出ているので見てみるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

せっかく染めたカラーが落ちてしまうのは悲しいですよね。ただ落ちてしまう原因や理由がわかれば対策もできると思いますので今回の記事が少しでもお役に立てたら嬉しいです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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